源流の龍神さまを訪ねて~①鞍馬山

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京都は人の多い「町」だと思っていたら、意外なほど身近に豊かな自然があります。鴨川添いの遊歩道や広大な敷地の社寺。ぐるり囲まれた山々には京都一周トレイルが整備され、公共交通機関からのアクセスも抜群。なんて恵まれた環境なんだろう!さすが京都です。

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朝の散歩であれこれ歩くうちに気になったのは「龍」。

これって呼ばれているのかな?と思うくらい、行く先々で龍神さまに出会います。一白水星の私は「水」=「龍」とのご縁が深いと言われます。それなら京都で龍神さま巡りを始めようか?!せっかくなら5月のスーパームーンに「貴船神社」から!と思い立ち5月26日、行ってきました。聖地巡礼のエッセンスを共有できたら嬉しいです。

 

貴船神社」へは鞍馬山から

 憧れの「貴船神社」へは、山を歩いた先で出会いたい‥と思い、「鞍馬寺」にお参りしてから山越えして「貴船神社」へとたどる道を選びました。調べてみるとこの鞍馬山は霊山として知られるありがたい聖地。期せずしてパワースポット巡りとなりました。

現在、叡山電車は市原~鞍馬間は土砂崩れの影響で運休中。復旧は2021年秋の予定とか。山間の電車は保守管理が大変ですが、一日も早い復旧を願っています。

…ということで現在のアクセスは京都バスのみ。バス停「鞍馬」で降りると、すぐ前に「鞍馬寺」山門が出迎えてくれます。 

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 5月26日は満月。本来なら「五月満月祭(ウエクササイ)」だった筈ですが、今年はご神事だけを内々で‥とのこと。一般公開はなくとも、ご神事の執り行われる時ですから聖なる気は満ちています。それだけで十分ありがたいですね。

 

ケーブルカー乗り場を横目に山道を歩き始めると、すぐに「龍神」の2つの碑が迎えてくれます。「ここからのスタートで良かったんだ」なんとなくそんな気持ちにさせていただきました。 

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「由岐神社」に到着。

御祭神は「大己貴命(おおなむちのみこと)」と「少彦名命(すくなひこのみこと)」。病気平癒、商売繁盛、縁結びの神様としてお祀りされています。

この神社は1000年を超える昔に、京都御所からこの地に移されたとのことで、霊山鞍馬山の代表的なパワースポットです。こちらで行われる「鞍馬の火祭」は京都の秋の風物詩。京都の三大奇祭として多くの人を集めているとか…今年は…どうかな?

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こちらには「大杉さん」と親しみを込めて呼ばれる樹齢800年の御神木があります。一心に願えば願いが叶うと言われる「願掛け杉」。大きな木は側に居るだけでも、何だろう…ふくふくと満ちてくるようです。

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いくつもの神社や塔を通りぬけ、つづら折りの美しい森の道を上がっていくと‥

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山頂!清々しい風が迎えてくれました。『鞍馬寺』本殿となる「金堂」到着です。

御祭神は「千手観音菩薩(せんじゅかんのん)」「毘沙門天(びしゃもんてん)」「御法魔王尊(ごほうまおうそん)」の三位一体の三尊、合わせて「尊天」。鞍馬山では宇宙の大霊「尊天」と呼ばれています。

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こちらが「宇宙とつながる場所」として知られる本堂前の『六芒星』。

この六芒星は「金剛床」と呼ばれ、宇宙のエネルギーを受けとる場所と言われます。中央の三角は三尊を表すとされる聖地。踏まないようにご注意くださいね。

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持参した御朱印帳。平成31年の誕生日に鳥取県美保神社」から始まった御朱印帳は、こちら鞍馬寺の「尊天」が、最後のページに記されました。ちょっとびっくりのタイミング。「尊天」とは…~あらゆるものの根源ー宇宙エネルギーであり真理そのものなのです~ そんな言葉をありがたくいただきました。

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ゆるりと穏やかな時間をすごして、奥の院へと続く門へと。

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門の横には砂山が一つ。ふと、上鴨神社(賀茂別雷神社)の砂山を思い出しました。こちらも聖なる山をかたどっているのでしょうか。

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門をくぐると階段…そして山道が続きます。

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地蔵堂の前の手水の下、水の溜りにはカエルの卵が…わかりますか?

白いつぶつぶ全部がカエルの卵。白い卵(オタマジャクシ)初めて見ました。アルビノなのかな?ネットで調べたら黄金色のカエルになるとか。さすが神域の生きものは違いますね。まもなく白いオタマジャクシが泳ぎだすのでしょうか…見てみたいな。

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「足元にご注意ください」の手作りサインに、ほのぼのしました。

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鞍馬山に多々ある義経伝説の一つが、牛若丸こと義経が天狗を相手に修行をしたとされる「木の根道」。この辺りは地質が堅いため根が地中に入ることができずに地表を這うようにして張っています。植物の生命力は偉大!ここもパワースポットと言われますが、確かに染み入るようなエネルギーを感じる森です。

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ほどなく「奥の院魔王殿」に。森の中で独特の雰囲気を醸し出していました。

ここは650年前に伝説の魔王「護法魔王尊・サナトクマラ」が金星から降り立った地とされており、この奥の院は、その護法魔王尊が安置されている場所。金星⁈ さすが宇宙とつながる鞍馬山ですね。なんだかザワザワするような感じ。心なしかここだけ違う風が吹いているように感じました。

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貴船神社まで647m」の道標を目印に山を下ります。

大径木の多いこの森は「水源の森100選」「世界文化遺産貢献の森」「古事の森」など様々な指定・設定がされている貴重な森。森を渡る風や鳥の声、ところどころに見られる石仏にも心洗われながら下ると、あっという間に貴船川に到着しました。ここから先は「貴船神社」編で(つづく)。

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